サーナルーフの特徴
About Sarnaroof
池田防水加興株式会社
IKEDABOUSUI co.,ltd
長年培ってきた配合技術により製造された高耐久性シートです。
ポリエステルクロスを積層しているので、(ガラスクロス積層品に比べ)引張強度や引裂強度が特に優れています。
「サーナルーフ」は、まず固定金具(サーナディスク)で端部を完全に固定します。さらに専用の自動融羞機を用いて熱風で完全にシート同土を接合します。自動で温度とスピード管理が出来るため、職人技術の個人差がなくなり、施工管理ができ、エ期も短縮できます。一方、一般防水シートの接合は、誘導加熱機で表層同士を溶剤で接着するために、不陸によって接瘤強度にバラッキがあり、剥がれやすくなります。
「サーナルーフ」は、赤道直下から北極圏まで世界各地で施工実績を持つ高品質防水シート。過酷な温度差にもほとんど収縮しない性能を有し、年月が経過しても破れ・剥がれの危険がほとんどありません。
「サーナルーフ」は、水蒸気を透過する性能を持ち、機械的固定工法により、膨れの発生を防ぎます。(脱気システム不要)
水蒸気を通すことができない躯体からの蒸気により膨れが生じます。(一般製品)
サーナルーフは実際の現場でも経年劣化による亀裂、たわみ、劣化がないという実証がされています。
特にコーナー部などダメージが多く現れやすい部分も劣化が見られません。
世界各国のあらゆる気候条件に対応するために防水シートには厳しい要求性能が課せられます。その条件下においても、品質の裏付けである長期にわたる多くの試験に注力し、改良と新製品開発を通して「高耐久シート=ライフサイクルコストの軽減」実現することで、エコロジーを常に考えています。
当社は2006年にスイスに本社を置くシート防水屋根工法の世界大手、サーナフィルインターナショナル社(現・シーカ・サーナフィル社)と提携し「サーナルーフ」の販売・施工を開始しました。以来、金属屋根の防水技術とサーナルーフを融合した「サーナルーフ」として、製品だけでなく、職人のライセンス制度や施工全体の品質向上に努めています。
北アメリカ全体における実績からサンプル採取により、性能と物理的特性の調査をおこなっています。サンプルは25地域から採取されNational Preasearch Council of Canada(NRCC)にてASTM D4434[1]に基づき試験が行われました。
サーナルーフ各種シートの耐候性を確認するため、促進暴露試験を実地しました。
促進暴露試験機:スーパーUVテスター
光源:メタルハライドランプ
(キセノンランプを用いた耐候性試験機の10倍の促進効果)
【促進環境条件】: 1000h
サイクル: A.照射→ B.結露→ C.休止→ A.
A.照射4時間温度63℃ 湿度40%
B.結露4時間
C.休止15分温度50℃ 湿度50%
【試験体】
1 :塩ビ系シートSarnafi1S327-12L(ライトグレー)
2:塩ビ系シートSarnafi1S327-12L(遮熱白)
3:オレフィン系シートSarnafilTS77-12(ベージュ)
【試験結果】
1000時間後のシート表面には目視によるクラック、白亜化(チョーキング)、変色は観測されず、シート本体に影響を及ぼさないことが確認された。
無料見積&お問合せはこちらから
受付時間:平日 9:00~17:00
0268-82-5604