厚さ1.5ミリからの高耐候性防水シート!

長年培ってきた配合技術により製造された高耐久性シートです。
ポリエステルクロスを積層しているので、(ガラスクロス積層品に比べ)引張強度や引裂強度が特に優れています。

「サーナルーフ」構成図

一般シートとの比較

  • 破断面比較
  • シート強度比較

完全熱融着の技術

「サーナルーフ」は、まず固定金具(サーナディスク)で端部を完全に固定します。さらに専用の自動融羞機を用いて熱風で完全にシート同土を接合します。自動で温度とスピード管理が出来るため、職人技術の個人差がなくなり、施工管理ができ、エ期も短縮できます。一方、一般防水シートの接合は、誘導加熱機で表層同士を溶剤で接着するために、不陸によって接瘤強度にバラッキがあり、剥がれやすくなります。

シート同氏の接合方法の比較

  • 【サーナルーフ例】熱融着
  • 【一般防水シート例】溶剤溶着

剥離テストによる比較

  • 【サーナルーフ例】完全な熱融着がされていれば母材破壊するまで剝がれない。
  • 【一般防水シート例】母材破壊の前に接着部分が剥がれている。

自動融着機

  • ユニルーフAT
  • バリマットV2

機械的固定工法における固定方法


【サーナルーフ例】サーナディスクで端部固定の後、さらに端を自動熱融着機で熱融着をするので剥離しない。

収縮率が小さい

「サーナルーフ」は、赤道直下から北極圏まで世界各地で施工実績を持つ高品質防水シート。過酷な温度差にもほとんど収縮しない性能を有し、年月が経過しても破れ・剥がれの危険がほとんどありません。

収集率比較

蒸発する水蒸気を通す

「サーナルーフ」は、水蒸気を透過する性能を持ち、機械的固定工法により、膨れの発生を防ぎます。(脱気システム不要)

水蒸気を通すことができない躯体からの蒸気により膨れが生じます。(一般製品)

コーナー部も経年劣化によるシワが起こらない『サーナルーフ』実証例

サーナルーフは実際の現場でも経年劣化による亀裂、たわみ、劣化がないという実証がされています。
特にコーナー部などダメージが多く現れやすい部分も劣化が見られません。

  • ドイツ鉄道駅(26年経過)
  • ドイツスーパーマーケット(27年経過)

シートが縮んでしまった一般シート、クレームの原因に・・・

  • 立ち上がり、コーナー部分がしわになってしまっている。
  • 立ち上がり部分から床部分が剥がれ、浮き上がっている。

高性能の実証

世界各国のあらゆる気候条件に対応するために防水シートには厳しい要求性能が課せられます。その条件下においても、品質の裏付けである長期にわたる多くの試験に注力し、改良と新製品開発を通して「高耐久シート=ライフサイクルコストの軽減」実現することで、エコロジーを常に考えています。

当社は2006年にスイスに本社を置くシート防水屋根工法の世界大手、サーナフィルインターナショナル社(現・シーカ・サーナフィル社)と提携し「サーナルーフ」の販売・施工を開始しました。以来、金属屋根の防水技術とサーナルーフを融合した「サーナルーフ」として、製品だけでなく、職人のライセンス制度や施工全体の品質向上に努めています。

北米各地でのサンプル採取による耐久性確認

北アメリカ全体における実績からサンプル採取により、性能と物理的特性の調査をおこなっています。サンプルは25地域から採取されNational Preasearch Council of Canada(NRCC)にてASTM D4434[1]に基づき試験が行われました。

サーナルーフ促進暴露試験

サーナルーフ各種シートの耐候性を確認するため、促進暴露試験を実地しました。

促進暴露試験機:スーパーUVテスター
光源:メタルハライドランプ
(キセノンランプを用いた耐候性試験機の10倍の促進効果)
【促進環境条件】: 1000h
サイクル: A.照射→ B.結露→ C.休止→ A.
A.照射4時間温度63℃ 湿度40%
B.結露4時間
C.休止15分温度50℃ 湿度50%

【試験体】
1 :塩ビ系シートSarnafi1S327-12L(ライトグレー)
2:塩ビ系シートSarnafi1S327-12L(遮熱白)
3:オレフィン系シートSarnafilTS77-12(ベージュ)
【試験結果】
1000時間後のシート表面には目視によるクラック、白亜化(チョーキング)、変色は観測されず、シート本体に影響を及ぼさないことが確認された。

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